モーエンスコッホのフォールディングチェア 。コッホのフォールディングに似た椅子の出品がたまにあるようですがこれは本物です。写真⑦にあるように脚に金属パネルが埋め込んであり「mogens koch Denmark rud.rasmussen」とあります。これはモーエンスコッホ、デンマーク、ルドラスムッセンの工房で作られた証です。1932年にデザインされたこの椅子は2010年頃に製造はカールハンセン工房に引き継がれた様ですがそれ以前のルドラスムッセン製造の椅子となります。デンマークの建築家であり家具デザイナーであるモーエンス・コッホ。フォールディングチェアと書棚は特に有名。コーア・クリントがデザインしたサファリチェアに影響を受けたとされるデザインされたフォルムは機能的で洗練された印象を与えます座ることによってより安定感が増すという、ユニークな構造をもつこのフォールディングチェアは空間の制約と優れた機能性とのバランスを追求した非凡なフォルムで長年に渡り多くの人々を魅了してきました。雰囲気バツグンで魅力に溢れた1脚。コッホやカールクリント、ウェグナー、フィンユール好きに。おそらく約30〜50年前の椅子ですからそれ相応です。座面と背もたれは厚手のコットン素材で絵が描かれています。これは前のオーナーが張り替えた物だと思います(サインネームがあります)手すりは革製で使用による伸びが見られます。このまま使用するのも問題ありませんが、モーエンスコッホの椅子のリペアショップがネット上でありますので革製の座面に替えるとさらに良くなりそうです。＜サイズ＞ 使用時約幅560×奥行520×高さ880/SH400mm折り畳み時約幅120×奥行500×高さ880mm